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永代供養の種類は6つ!故人に合わせたお墓の選び方の解説2025.03.31 コラム

近年、現代人のライフスタイルは大きく変わりました。その中においてお墓の管理に悩む方も少なくないでしょう。最近、注目されているのが「永代供養」です。永代供養とは遺族に代わって、寺院や霊園が遺骨の管理と供養をする方法です。

永代供養にはいくつか種類があります。それぞれ特徴が違い、費用も異なります。本記事では永代供養の基本や意味、永代供養が選ばれる理由を説明。そして、代表的な6種類の永代供養について、特徴や費用相場、選び方などを詳しく解説します。ぜひ、最後までお読みください。

永代供養の基本を解説

永代供養とは、寺院や霊園が故人の遺骨を長期的に管理し、供養する埋葬方法です。従来のお墓とは異なり、墓守を必要とせず、寺院や霊園が責任を持って管理します。そのため、後継者のいない方やお墓の維持管理が困難な方には有力な選択肢になっています。

近年、ライフスタイルの変化により、さまざまな供養方法が選ばれるようになってきました。故人の遺志や遺族の希望に応じた永代供養の選択が可能になり、お墓の管理の負担を軽減しつつ、故人をしっかり供養できます。

ここでは永代供養の意味や永代供養を選ぶ理由について詳しく解説します。

永代供養の意味を知る

一般的なお墓は家族や子孫が代々管理し、供養を続けるものです。これに対して、永代供養は寺院や霊園が長期にわたって故人の遺骨を管理し、供養する埋葬方法です。

永代供養には大きく分けて2種類の方法があります。個別安置と合祀(合同供養)です。個別安置では一定期間、ご遺骨が個別に安置されます。合祀では他の故人の遺骨と一緒に供養されます。

永代供養は従来の墓地より費用が安価です。とくに維持管理の手間が不要であるというメリットも大きいようです。そして、永代供養では長期間にわたり故人を供養できるという安心感があります。

永代供養を選ぶ理由

永代供養を選ぶ理由はいろいろあります。主なものは以下のようなものです。

・後継者がいない:近年の核家族化や少子化の影響で、子どもがいない方や遠方に住んでいて、墓守ができない方。このような方は永代供養を選ぶケースが増えています。

・お墓の維持管理が困難:従来のお墓では定期的な掃除や管理が欠かせません。しかし、これらはかなりの労力を必要とする仕事です。とくに高齢になって体力的に難しくなることもあるでしょう。このようなことから、お墓の維持管理の面からも永代供養を選択する方が増えています。

・費用が抑えられる:一般的な墓地を購入すると、土地代や墓石代、管理費が必要です。永代供養ではこれらの費用を大幅に抑えられます。とくに合祀墓などは費用が低く、経済的な負担を軽減可能です。

・宗派を問わず受け入れられることが多い:従来の寺院墓地では、特定の宗派に属していることが条件となることがあります。永代供養では宗派を問わず受け入れてくれる寺院も多く、選択の幅が増えるのもメリットです。

・お参りがしやすい:永代供養は屋内の施設やアクセスのよい場所に設置されていることが多くあります。そのため、天候に左右されずお参りができます。

・供養が確実に行われる:従来のお墓では墓守がいなくなると、無縁仏になってしまう恐れがありました。しかし、永代供養では寺院や霊園が継続的に供養するため、安心できます。

代表的な永代供養墓6種類の特徴を解説

永代供養にはさまざまな種類があり、それぞれ特徴も異なります。供養の方法や費用などを考慮しながら、故人や遺族にあった永代供養を選ぶのが大切です。ここでは代表的な6つの種類の永代供養を紹介します。

寺院内でのお骨の預かり

骨壺に収めた遺骨を寺院の施設で、一定期間または永続的に預かる方法です。この方法は個別に安置されるため、供養や参拝しやすいのが大きな特徴です。

また、骨壺による供養では寺院によって管理が行われるため、遺族に大きな負担をかけずに、故人をしのべます。とくに、後継者が将来的にお墓の維持管理が難しくなると予想される方には大きな利点です。また、寺院が遺骨を管理することで、安心感があります。一般的な寺院では、骨壺をそのまま寺院の本堂でお預かりするのがほとんどです。

福善寺でのお骨の預かりでは、個別葬の場合、福善寺オリジナルの骨壺に遺骨を収めて本堂でお預かりしています。合葬の場合は、大きな骨壺に移して本堂でお預かりします。合葬の場合、他の人の遺骨と一緒になりますが、比較的安価です。

福善寺では、寺院内でのお骨の預かりによる供養をしており、遺骨を大切にお預かりし、法要も執り行えます。寺院内でのお骨の預かりによる供養をお考えの方は、ぜひ福善寺までご相談ください。

樹木葬

樹木葬とは、墓石の代わりに樹木や草花を墓標として埋葬する方法です。一般的な墓地とは異なり、緑豊かな場所の中で故人をしのべます。近年、自然に返る埋葬法として注目されています。

樹木葬には、個別墓と合同墓の2種類があり、個別墓の場合は遺骨ごとに専用の樹木が植えられるスタイルです。合同墓は、多くの遺骨を一緒に埋葬し、大きなシンボルツリーなどで供養する方法です。合同墓の場合は費用を抑えられるメリットがあります。

樹木葬の場合は従来のお墓のように定期的な清掃や管理が不要です。寺院や霊園が管理するため、後継者がいない方は安心できるでしょう。注意点としては、契約などにより一定期間後に遺骨が合祀になることもあるので、事前に遺骨の扱いを調べておく必要があります。

納骨堂(ロッカー型)

屋内に設置されたロッカー型や棚型のスペースに遺骨を収める方法です。納骨堂は屋内施設であり、天候に左右されずお参りできるところが魅力です。高齢の方や身体の不自由な方のお参りには適しています。

納骨堂には2種類のタイプがあります。「合同型」と「期限付き個別納骨型」です。「合同型」は、すぐに合同の納骨スペースに遺骨が収められます。「期限付き個別納骨型」では個別で一定期間(10年~30年程度)個別に安置され、その後に合祀墓に移されるのが一般的です。

合祀墓(合同墓)

合祀墓(合同墓)は、他の人の遺骨と一緒に埋葬する方法です。最も費用を抑えられる選択肢で、後継者がいない場合や経済的負担を軽減したい方には適した方法といえるでしょう。

遺骨は合同のスペースに埋設されるため、個別の墓標はありません。しかし、多くの寺院や霊園では定期的に供養が行われているため、安心して任せられます。

海洋散骨

海洋散骨は遺骨を粉末状にして、海にまくことによる供養です。海洋散骨は自然回帰を望む方や伝統的なお墓にこだわらない方から選ばれています。また、故人が海を愛していたなど、海に思い入れがある方には魅力的な選択肢です。

海洋散骨は大きく分けて「チャーター散骨」と「合同散骨」のふたつの方法があります。「チャーター散骨」は、船をチャーターして散骨する方法です。「合同散骨」は、複数の遺族と船を乗り合わせて、散骨する方法です。また、他の人に散骨を委託する「委託散骨」や、最近ではヘリコプターなどを利用した「空中散骨」も行われています。

海洋散骨のメリットとしては、決まった墓地を持たないので管理が不要であることや、お墓がないために土地に縛られないというところです。しかし、故人をしのぶ明確な場所がなくなってしまう欠点もあります。また、海洋散骨を日本国内で行う場合は、関係する法律や条例があるので注意が必要です。

宇宙葬

宇宙葬は家族の遺骨の一部を専用カプセルに収めて宇宙に打ち上げ、宇宙空間に散骨する新しい供養方法です。

宇宙葬には、遺骨をバルーンに入れて成層圏まで運ぶ「バルーン散骨」。遺骨を人工衛星に乗せて宇宙空間まで打ち上げ、後に大気圏に再突入する「大気圏散骨」。遺骨を月まで運び散骨する「月面散骨」。遺骨を宇宙のかなたに送り出す「宇宙散骨」があります。

宇宙という広大な空間に散骨するロマンチックな供養方法です。ただし、宇宙散骨できるのは、遺骨のほんの一部であること。打ち上げまでに時間がかかるなど、他の散骨方法と大きな違いがあるため、事前の情報収集が欠かせません。

永代供養にかかる費用相場

永代供養を考えるときに気になるのが費用です。永代供養の方法や寺院や霊園でも費用が大きく変わります。事前にじっくりと相場を理解しておくことが重要です。ここでは永代供養にかかる費用相場や費用内訳を把握しておきましょう。

費用相場

寺院内でのお骨預かり:30万円~150万円

樹木葬:20万円~100万円

納骨堂(ロッカー型):30万円~100万円

合祀墓(合同墓):10万円~30万円

海洋散骨:10万円~40万円

宇宙葬:10万円~270万円

費用内訳

永代供養の内訳は主に下記のようになっています。

・永代供養料:永代供養料はお墓の維持管理と故人の供養に必要な費用です。

・納骨料(お布施):納骨時の僧侶へのお布施です。納骨法要の費用になります。

・刻字料(プレート代):故人の戒名などを墓碑に彫刻する場合、必要になります。

費用が幅広い理由

永代供養の費用幅が広い一番の理由は、施設の立地条件です。たとえば都心の寺院や霊園は土地の価格や管理費用が高くなります。そのため、地方の寺院と比べると費用は高くなる傾向があるのです。

また、供養の方法によっても差が生じます。個別に遺骨を供養するより、合祀墓のように複数の遺骨を一緒に供養する方が費用は抑えられます。

永代供養墓の選び方

永代供養墓を選ぶときは下記を参考にするとよいでしょう。

・供養の方法:個別安置か合祀か。また、個別安置の場合は一定期間後に合祀があるか調べてみましょう。

・アクセス:お墓参りをしやすい場所か。また、遠方に住んでいる場合、交通の便がよいかは重要です。

・宗派の制限:寺院・霊園によっては宗派の制限があることも。宗派不問の寺院・霊園を選択することもひとつの方法です。

福善寺では、寺院内でのお骨預かりをするようにしています。そして、遺骨の前でお墓参りと法事が一緒にできるようにしています。

永代供養の種類と選び方のまとめ

この記事では永代供養の意味や永代供養を選ぶ理由について説明しました。また、代表的な永代供養の方法として、「寺院内でのお骨預かり」「樹木葬」「納骨堂(ロッカー型)」「合祀墓(合同墓)」「海洋散骨」「宇宙葬」の6つを説明しました。

そして、永代供養の費用相場については、永代供養の方法ごとに説明。また、永代供養の費用に幅がある理由についても解説しました。

永代供養にはさまざまな種類があり、故人の遺志や遺族の希望に沿った選択が大切です。また、種類が多いためそれぞれの特徴や供養の方法、費用などの違いを把握することが重要になります。

終活を考えている方やお墓の管理に悩んでいる方は、永代供養を選択肢に含めてはいかがでしょうか。この記事が故人や遺族にとって最適な供養方法の選び方の参考になれば幸いです。